【平多リズムダンス講習会の歴史】 平多正於舞踊研究所は、昭和22年東京都大田区に創設され（島田正男改め平多正於。現在主宰・平多房子）、昭和28年こまどり芸術学園となり、モダンダンス、モダンバレエ、児童舞踊の各種学校として、東京都公認を認可されました。 ちょうどその頃（創設より６年目）戦後の童謡舞踊発展の一翼を担い、ビクター株式会社の専属として、教育レコード部門に於て企画、振付を行い、全国的に学校、幼稚園、保育園を対象にリズムダンス研修会を開催する事になりました。 その当時の講習会では、重たくてすぐ割れてしまうSP盤というレコードを使用していました。先生方は割れて使えなくなってしまっては困るということで、重たいレコードを予備用として何枚かお買いになって帰られたそうです。その後みなさんがよく知っている、プラスチックのEP盤に、そして現在のCDへと変わっていきました。 昨年よりその業務を日本伝統文化振興財団に移行されることになり、その御好意のもと続行させていただいて居ります。新体制のもと御支援をいただき乍ら、時代と共に生き、そしてリードする教育レコードのあり方を求めて行き度いと思って居ります。今度共よろしく御支援の程をお願い申上げます。